第二回ピック講座
これは他人がピックしたものがもし自分がピックした場合とどのような違いが出るかを比べ、現在のピックを学んでもらう企画です。
第二回目の企画協力者は志村(https://twitter.com/Armis_is_hs)さんのウォーロックです!
ウォーロックのピック方針
まずピックに入る前にウォーロックはどのようにピックしていけばいいのかを簡単に説明します。基本的にウォーロックには2つの勝ち筋があります。
- 1マナから並べていきZooのように勝つ
- 冒涜や影の炎、そしてヒーローパワー中最強のリソースを持つヒーロパワーを使ってリソース勝ち
基本的にはこの2つです。前まではほぼ前者でしたが、メカメカからは後者もかなり増えてきました。
ピックの比較
1枚目
志村さんは左をとりました。
ここは問題ないですね。
右のカードは試合を決めきれるパワーを持っていますが、冒涜や影の炎などのAOEが取れていなければ変身したターンのテンポロスが大きすぎて、ヒーローパワーを生かしきる前に負けてしまうのでこの段階ではとりたくないですね(AOEさえ確保してしまえば非常に強いので右も間違いではありません)。
2枚目
3枚目
左をとりました。
ここも問題ないですね。
666という十分なスタッツのミニオンを出しながら1点をばらまき、細かい調節ができるのは強力です。
さらに、現環境では6マナを確保しにくいのでその点でも評価が高いです。
4枚目
右をとりました。
これはほとんどカードパワーに差がないのでその人の好みが出そうです。
自分なら左をとりますね。
理由は2つあります。
- 貴重な顔への打点
- 貴重なテンポロスを取り返せるカード
前者は非常に重要です。
例えば序盤は強いが持久力のないデッキができたとしましょう。
そのようなデッキができた時に、序盤で削り、後半でボードが取られそうになった時にこのようなカードがあれば、ボードを無視してミニオンで顔面を殴り4点まで無理やり削ればボードを取られても勝ち目は十分あります。そのような勝ち筋を生めることが非常に強力です。
後者はさっきの例の逆です。
持久力はあるけども序盤があまり強くないデッキができた場合です。
具体的には1、2マナがあまり充実してないウォーロックです。
その場合ウォーロックは2ターン目ヒロパ、3ターン目にミニオンと続いていきますが、4ターン目に3マナと魂の炎を打てば十分ボードを取り返せる可能性があります。
ディスカードがありますが、2ターン目にヒーローパワーを使ったので2点ライフを払った代わりに事故を防いだシャドウボルトと考えることができます。
ウォーロックはライフが少なくなってしまうとできることが限られるので序盤にライフを守るためにテンポロスを取り返せるのは非常に強いです。
魂の炎は早いデッキであれば勝ち筋を生めるカード、遅いデッキであればテンポロスを取り返せるカードとしてどちらも非常に強力です。
5枚目
6枚目
左をとりました。
ここは右をとりますね。
バジリスクは強いですが、3マナはまだまだピックできそうであり、いい感じの大きいサイズと細かい打点を一枚で実現できるカードの方を優先的に集めた方が良さそうです。
7枚目
左をとりました。
ここは問題ないですね。
7マナの時代に比べると大分落ち着きましたが、まだかなり強いです。
8枚目
右をとりました。
ここも問題ないでしょう。
正直にいうと他の2枚がかなり微妙です。(このバケットでの話です)
よっぽど打点がたりない軽いデッキなら左を、AOE山盛りのコントロールデッキなら中を取ることがあるかもしれませんが、この三択はほぼ右です。
9枚目
左をとりました。
これも問題ないですね。
もうカードパワーが違いすぎて特にいうことはないですね。
10枚目
11枚目
中をとりました。
ここは右をとりますね。
理由は3つあります。
- 4マナが現在1枚もなく、環境的に4マナがとりにくい。
- 回復を持つカードはウォーロックで非常に強い。
- 1点を出す手段が2枚、その他のごまかせる手段も含めると4枚あるのでそこまで1点を出すカードが欲しいわけではない
他の二枚も完全になしとは言わないですが、ちょっと右が優勢だと思います。
12枚目
中をとりました。
ここは問題ないですね。
弱いですけど生命奪取があればギリギリ許せます。
右のカードの使用感が全くわかってないのでもしかしたら右のほうが強いかもしれません。
13枚目
左をとりました。
ここは問題ないですね。
特にいうことはないでしょう。
14枚目
15枚目
16枚目
中をとりました。
ここも問題ないですね。
バフできるカードは強いです。
17枚目
左をとりました。
ここも問題ないですね。
単純に左のカードパワーがぶっちぎりです。
18枚目
右をとりました。
ここも問題ないですね。
19枚目
中をとりました。
ここも問題ないですね。
1枚目なら中か右で迷いますが、このマナカーブであれば4マナをとって間違いないでしょう。
20枚目
21枚目
中をとりました。
ここも問題ないですね。
普通に2マナ欲しいです。
22枚目
右をとりました。
ここも問題ないでしょう。
左と右は両方序盤に出遅れると強くなるカードなので左でもいい気はしますが、個人的には右のほうが好きです。
23枚目
左をとりました。
ここも問題ないでしょう。
もう生の苦悩はいらないので他2枚でカードパワーを比較すると左になります。
24枚目
中をとりました。
ここは左ですね。
理由は2つあります。
- 現在3マナより2マナが欲しい
- スペルダメージが適応されるカードが既に4枚ある
序盤だったら中を優先しますが、このデッキだと左になりますね。
25枚目
中をとりました。
ここは問題ないでしょう。
単純にカードパワーが一番高いですね。
26枚目
右をとりました。
ここも問題ないでしょう。
後半に引くととんでもなく弱いですが、1ターン目に置けるなら結構強いです。
27枚目
中をとりました。
ここは右ですね。
理由としては3つあります。
- 3マナは十分なので中途半端な3マナはわざわざとりたくない。
- このデッキは除去スペルが豊富なので劣勢時に除去と終末預言者で無理やりボードを取り返せる可能性が十分ある。
- 最悪2ターン目に置くだけでテンポロスは防げる。
終末預言者はかなり癖の強いカードなので扱い慣れてないなら取らないほうがいいかもしれませんが、使いこなせるとかなり強いカードです。
28枚目
29枚目
中をとりました。
ここは右ですね。
中も非常に強いのですが、現段階で打点が全然足りないので大型を優先したほうが良さそうです。
1ターン目にカードをプレイできないのはこのデッキでは大きな問題にならないでしょう。
30枚目
総評
小回りの効くカードを過信しすぎかつ打点を軽視しすぎです。
1枚目にジャラクサスをとったならばそれでも良いのですが、そうでないならばしっかり打点を確保していかなければなりません。
基本的に大型を出して、その大型を顔面に通すために小回りの効くカードを使っていくという立ち回りが強いです。
大型が少なく打点の少ないこのデッキでは早いデッキには勝てますが、リソースを多く持っているウォリアー、究極を持っているドルイドには厳しいでしょう。
ちなみに私がピックするとこんな感じになります。
上の解説はあくまでもその時点で取るならどれかという解説であり、私がピックするものと志村さんのピックが違うとその後にも影響してきて最終的にこうなります。
終わりに
週一ペースで更新できれば(モチベが有る限り)と思ってるので、もし他に自分のピックを見て欲しい!って方がいらっしゃれば私のツイッター(https://twitter.com/azmo_poke)の方にDMください。
注意事項としてはPC版でピックしたものしか受け付けないってとこですね。
画像を大量に貼らないといけないのでスマホ版はちょっときついです…申し訳ない。
ちなみに名前出されるのが嫌って人はブログで名前を出さないのもおkです。
終わり。